キタハラケンタ
キャラクターにできること
更新日:2019年7月9日

「キャラクター」と一言で言っても色んな分野があります。
子供たちに人気の、子ども向けキャラクター。
アニメや漫画・小説のキャラクター。
アイドル的な美少女キャラクター、などなど。
僕が作りたいキャラクターは、上記のものとはちょっと違い、
商品や企業の「価値を伝えるお手伝いをする」ための
シンボルとなるキャラクターです。
キャラクターはそもそも、コミュニケーションツールとしてとても有効です。
商品や企業にキャラクターを使用することで、以下の3つの効果があります。
◯「顔」のなかった商品や企業に顔ができ、認識してもらいやすくなる
◯商品や企業に親しみを感じ、心の距離が縮まる
◯無機質なものに、楽しさや面白さといった感情や、物語性を与える
役割はロゴマークと似ているのですが、
ロゴマークの「顔」「目印」としての役割に加えて、
キャラクターには「表情」「感情」「コミュニケーション能力」も
伴ってくるところが特徴です。
ただしその効果を発揮するためには、以下のことがとても重要です。
◯商品や企業にキャラクターを採用する目的を明確にする
◯キャラクターを通してどのようなメッセージを伝えたいかを明確にする
◯作って終わりにならないよう、継続的な活用・発信をする
目的が明確でないまま作成されてしまったキャラクターは、
地方のゆるキャラでよく見かけます。
出来上がったことで満足したものの、そもそもの目的や活用方法があいまいだったために、街のWEBサイトや地方誌の片隅などに、たまに見かける程度。
存在はするものの誰にも認識はしてもらえない、こうなるとせっかく誕生したキャラクターがとても可哀想です。
キャラクターを認識してもらい、価値を伝えることに繋げるにはどうしたら良いか。
次回は、効果をしっかりと発揮できるキャラクターを、
開発していくステップに関してお話ししたいと思います。
キタハラケンタ